Manual GrandosによるCD付きフラメンコギター教本『Manual Didactico para Guitarra Flamenca』のボリューム4です。

 

今日、フラメンコギターの教授法には様々なものが存在します。その中の一つは口頭伝達の伝統的なシステムと教師によって解説実演されたものを生徒が知覚し理解するというものです。ここで可能な唯一の効果的記憶法は学習者の性急な記憶です。そしておおよそ共通してある唯一普遍の教授される技術はそれぞれの瞬間に授けられるのです。

もう一つの代替の教授法は必要な言葉と教師の解説的な演奏とを同時に一緒にすることです。今日の音楽教育学の必要不可欠なメソッドでの教育の技術です。

この方法は全ての知識が整理されて構築され、また文字と音においても整理されて記憶されていくことが可能です。ただ未だに多くの人が上記の2番目に紹介した教育方法に対して懐疑的で批判中傷する人が多いのは事実です。これらの人々が支持しているのは前者で、歴史的な重要性が十分ではないにもかかわらず伝統的な手法を排他的に保護し続けています。現代の音楽教育法の知識を使用しないということは、大半の場合において演奏の、複雑な世代間の伝達を無意識の内におこなってしまっているということです。Manual Didáctico de la Guitarra Flamencaは学習者がフラメンコの主題のエッセンスを理解するのを手助けしてくれます。

スタンダード譜、タブ譜

パロ：ファルッカ、セラーナ、グアヒラス、ソレア、セギリージャス、マラゲーニャ、ファンダンゴ、グラナイナ、ティエント

カンタオール：Pepín de Torre
レベル：初級
言語：英語、スペイン語

フォーマット：23×30cm